壷中の会

地域に産業を興し、雇用を創出することで地域を豊かにすることこそ、経済人としての地域貢献であると私達は考えています。
江口克彦氏

『壷中の会』

【発足主旨】
21世紀の日本経済において、自身の仕事を通じて新たな雇用創出など、社会貢献する気概のある人の自己研鑽の場作り。”大変革期”21世紀初頭を臨み、問題意識や価値観の共有出来る人達のネットワーク拡大を推進する。

【発足経緯】
21世紀において日本が世界の中で必要とされるか否かは、これから10年間の日本の動向により決まる。日本にとって日本人にとって、また地域社会にとっても重要となるこの期間に、それを決する活動の中心的推進を宿命的に担っているのが、21世紀初頭に主役となる世代の人達である。昨今の厳しい経済環境下では、これまでの様にアイディアベースのビジネス展開やビジネスをディスカウント化するだけの安易な事業展開など、これまでありがちな目新しいだけの新規事業家は、成功はおろか社会で通用しない時代になった。特にこれから長期化する低成長時代は、真に社会や生活者から必要とされる事業家、政治家、文化人の出現こそが待望されている。「世界にとって必要とされる国になるため、世界基準で物が考えられる社会人となるため」私たちは事柄を考える姿勢、心構えや考え方を勉強するところから始めることが必要と考えました。

これらの共通認識に基づいて、古川、田口、天野の3名が相談した結果、日頃お世話になっております江口克彦氏にご指導頂くことになりました。江口氏は紹介するまでもなく、永年松下幸之助翁の傍らで共に仕事をされ、松下哲学伝導の世界唯一の方です。戦後50年、世界に類を見ない発展を遂げた日本経済における最大の功労者であるとともに、確固とした人生哲学を持っておられた松下氏の思想や事業姿勢を””寺子屋形式””でご指導頂きます。

世話役一同
古川元久  田口義隆  天野信二